上部消化管出血の死亡率に対するAIMS65スコア

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上部消化管出血による院内死亡リスクを判定する

作成者Dr. John Saltzman, MD
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説明
  •  急性上部消化管出血で受診した成人の死亡率を予測するために設計されている。

  • 内視鏡データに依存しない 

はじめに

AIMS65スコアは、急性上部消化管出血で受診した成人の死亡率を予測するために設計された(Saltzman, 2011)。

  • 簡便な計算

  • 内視鏡データに依存しない

  • 死亡率、費用、入院期間を高い精度で予測する

  • 急性上部消化管出血で受診した成人の死亡率を予測するために設計されている。

  • 内視鏡データに依存しない 

 

基準

上部消化管出血の重症度を累積的に予測する、等しく重み付けされた5つのリスク因子がある。

  • アルブミン <3 g/dL(30 g/L)

  • INR > 1.5

  • 精神状態の変化

  • 収縮期血圧(sBP) ≤ 90 mm Hg

  • 年齢 ≥ 65歳

 

スコアリング

AIMS65スコア

院内死亡率

0

0.3%

1

1.2%

2

5.3%

3

10.3%

4

16.5%

5

24.5%

 

考慮事項

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。

  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。

  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)

  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。

すべての質問と考えられる結果

基準タイトルは非表示です
アルブミン <3 g/dL(30 g/L)

Select one option:

  • はい
  • いいえ
INR >1.5

Select one option:

  • はい
  • いいえ
精神状態の変化

精神状態の変化は、Glasgow Coma Scale(GCS)スコアが<14、または医師による「見当識障害」「嗜眠」「昏迷」「昏睡」のいずれかの判定と定義される。

Select one option:

  • はい
  • いいえ
収縮期血圧(sBP) ≤90 mm Hg

Select one option:

  • はい
  • いいえ
年齢 ≥65歳

Select one option:

  • はい
  • いいえ
考えられる結果
AIMS65スコア:5点

院内死亡率 24.5%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。
  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)
  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。
  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。
AIMS65スコア:2点

院内死亡率 5.3%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。
  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)
  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。
  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。
AIMS65スコア:1点

院内死亡率 1.2%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。
  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)
  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。
  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。
AIMS65スコア:4点

院内死亡率 16.5%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。
  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)
  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。
  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。
AIMS65スコア:3点

院内死亡率 10.3%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。
  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)
  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。
  • アルブミンは、5つの基準のうち死亡を最もよく予測する単独の因子である。
AIMS65スコア:0点

院内死亡率 0.3%

 

考慮事項:

  • 検証研究により、院内死亡率、ICU入室、入院期間の予測において、AIMS65はGlasgow-Blatchfordスコア(GBS)および内視鏡前Rockallスコアより優れていることが示されている(Robertson, 2016)。

  • 介入の必要性や再出血の予測においては、GBSがAIMS65より優れている可能性がある(Stanley, 2017)

  • 低リスクの出血では、AIMS65スコアが低くても、それをもって退院を決定すべきではない(Yaka, 2015)。GBSは、低出血リスクの判定においてより高い感度と陰性的中率を示している。

引用

Saltzman JR, Tabak YP, Hyett BH, Sun X, Travis AC, Johannes RS. A simple risk score accurately predicts in-hospital mortality, length of stay, and cost in acute upper GI bleeding. Gastrointest Endosc. 2011 Dec;74(6):1215-24.

文献

  • International Gastrointestinal Bleeding Consortium. Comparison of risk scoring systems for patients presenting with upper gastrointestinal bleeding: international multicentre prospective study. BMJ. 2017 Jan 4;356:i6432.

    Stanley AJ, Laine L, Dalton HR, Ngu JH, Schultz M, Abazi R, Zakko L, Thornton S, Wilkinson K, Khor CJ, Murray IA, Laursen SB;

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28053181/
  • Risk stratification in acute upper GI bleeding: comparison of the AIMS65 score with the Glasgow-Blatchford and Rockall scoring systems. Gastrointest Endosc. 2016 Jun;83(6):1151-60.

    Robertson M, Majumdar A, Boyapati R, Chung W, Worland T, Terbah R, Wei J, Lontos S, Angus P, Vaughan R.

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26515955/
  • Comparison of the Glasgow-Blatchford and AIMS65 scoring systems for risk stratification in upper gastrointestinal bleeding in the emergency department. Acad Emerg Med. 2015 Jan;22(1):22-30.

    Yaka E, Yılmaz S, Doğan NÖ, Pekdemir M.

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25556538/
  • A simple risk score accurately predicts in-hospital mortality, length of stay, and cost in acute upper GI bleeding. Gastrointest Endosc. 2011 Dec;74(6):1215-24.

    Saltzman JR, Tabak YP, Hyett BH, Sun X, Travis AC, Johannes RS.

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21907980/
  • Clinical Application of AIMS65 Scores to Predict Outcomes in Patients with Upper Gastrointestinal Hemorrhage. Clin Endosc. 2015 Sep;48(5):380-4.

    Thandassery RB, Sharma M, John AK, Al-Ejji KM, Wani H, Sultan K, Al-Mohannadi M, Yakoob R, Derbala M, Al-Dweik N, Butt MT, Al-Kaabi SR.

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4604275/
  • A Risk Score to Predict Need for Treatment for Upper gastrointestinal haemorrhage. The Lancet. 2000 Oct;356(9238):1318-1321.

    Blatchford O, Murray WR, Blatchford M.

    https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(00)02816-6/abstract